給料が低くて転職を考えている人へ
給料が低くて転職を考えている人へ
相応のバックボーンがあるからこそ、転職を志すものでしょう。
自分が転職を決意するに至った過程を、はっきりと表現できるように整理してみることが、
今後の自分のためにもなることです。
会社や取引先との人間関係や長い労働時間、なかなか取れない休日など、
仕事を辞める理由を挙げるとキリがありません。
多くの人が、給与の少なさに不満を持って、転職を決意すると言われています。
人は、仕事をしたら、報酬を求めるものです。
一円もいらないから、仕事をしていたいという人は希有な存在です。
給料は安いけれど、それ以外はいい職場だと考えているならば、
今すぐやめる必要はないかもしれません。
現在の日本は景気がいいとはいえませんので、
求人の条件もあまりよくないものばかりなのです。
出費を減らせる部分はないか、家計簿をつけ直すことで、
支出のバランスがよくないところが見つかるものです。
お金に困っているという人に限って、意外と無駄な出費が多いものです。
出費の内容は各家庭によって大きく違いますが、不必要な出費がある項目があったら、
その部分が節約できるでしょう。
家計を確認してみて、生活に必要なお金がやはり足りていないと判断するなら、
仕事を変えるのも一つの考え方です。お金がかかっていた趣味や嗜好を、
減らすかやめるかしたら、給料に不満がなくなったというなら、転職はしないで済みます。
【残業が多すぎて転職をする】
あまりにも働く時間が長すぎることが、転職を決断した
きっかけになったという人は少なくありません。
毎日が残業続きだと、身体的な負荷が大きくなるだけでなく、
仕事と、個人の時間を切り離すことが困難になります。
働きづめの生活をしていると、仕事を続けるモチベーションがなくなってしまって、
精神的にも疲弊してしまうでしょう。
期日が明確に決まっている仕事があり、残業をしなければ終わらないという時には、
やむをえないこともあります。
納期があり、締め切りが設定されている中で働くからには、
残業をしなければいけない日もあるものです。
仕事が残っているにも関わらず、定時に帰っていたのでは、
仕事を進める上で大きな支障を来たすことにもなります。
けれども、残業をして当然という環境で働き続けていると、気持ちが折れてしまいます。
人員が足りないけれど、仕事の量は慢性的に多く、結局は毎日残業をしなければ、
作業をこなすことができないとあっては、いつかは体を壊してしまいます。
転職をこころざす人の中には、休みがない生活にもううんざりしているという人も、
たくさんいるようです。
残業時間や、休日出勤の日数で給料が増えることがないように、
年俸制にしたり、みなし残業にして残業を給与に取り入れているケースもあります。
毎月、たくさん残業をしているのに、
給料が全く増えないことに不満を持っている人もいるようです。
残業時間に対する不満は、転職をする際の理由としてはかなり
多く転職者からの声として出て来ているそうです。